風紀委員Girls! 161
「は、はぃ…それではお食事を頂きましょう…」
ノブアキは褌一張のままで旬を促し、テ―ブルに着く。
「な、なんで俺が…!」
流石に旬は納得いかない面持ちではあるが、それを「まあ、まあ…」とノブアキがおさめた…
権造爺様の言うことは“絶対゜だから…誰も逆らうことなど出来ないもんね…
やってきた料理は、量も質もそれは豪華なものだった。
これだけのものだと、やはり色気よりも食い気が勝る。
「…こんなの初めてだよ」
「私も」
隣の彩未とそう言い合う。
碧や静香、ノブアキはこういうのには慣れているのだろう、落ち着いて食事を楽しんでいる。
さて、旬はどうかと言うと…
おい;…フォークだけで喰うなよ!;
ナイフという存在を知らないのか?…フォークに刺したデカイ肉に食らい付いていた…
「なんかワイルドですね…」
目を丸くする静香ちゃん…
確かに裸に近い格好で肉を食べる旬の姿は、原始人のようだ…;
隣のノブアキは驚きながらチラチラと旬のほうを見やる。
ああもう、テーブルマナーもへったくれもない…
「ええんじゃ、気にせんで。若いもんは豪快に食ってくれれば嬉しいもんじゃ」
権造爺様は余裕の笑み。
…しかし、前に褌の男子2人。
ああ、なんだかもう、体がムズ痒い、ノーパンノーブラだしなおさらだよ…
ガチャン!と旬がナイフを落とす…
あ〜あ、ボーイさんが拾ってくれるのに…
旬は身を屈め、自らテーブルの下に落ちたナイフを拾う…
顔を上げた旬の様子がおかしい…
顔を高揚させ、眼を白黒させていた。
えっ?、もしかして私がノーパンなの…見えちゃった?!…;