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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 150

「今回の話はワシらの為でもなければ桜咲側の為でもない。何より静香ちゃんの為に動くんじゃろう?」
「お爺様…」
静香の瞳が潤む。

「後の話はワシと彼で決めておくわい。何時迄も葬式のような空気じゃアカン。今日はせっかく皆集まっての夕食会じゃからな」
権造爺様が微笑んだ。

「よかったね彩未!美味しいものいただいて元気になろ!」
「そうですよぉ〜当家のシェフが腕に頼を掛けた料理を準備してますからぁ〜」

「そう言えば…滝谷くん、遅いですね?」
「ホントでぇすね、迎えはいいと言ってましたけど、迷っているのかしら?お爺様知りません?…」

「おっ?…敷地内に入り込んだ不良少年は、SPが捕らえたが…」

「ちょっとぉおおおおお!!!!!お爺様ぁああああああ!?」
「舞さん声が大きい…」

いくら見た目が不良だからって今日だけはお客様なんじゃないの?
舞はガックリと項垂れた。

「おかしいですね…言伝はしたはずなのに。ちょっとお叱りに行ってきますわ」
碧が冷静な口調でなんかえらいこと言ってます。

「おお碧…多分地下で取り調べを受けている筈じゃよ…」
取り調べって…ここは警察かよ?;

「碧!私も一緒に行くはぁ!」
「はいぃ舞ちゃん〜ご一緒いたしましょう〜!多分滝谷くん、所持品検査で今頃裸ん坊ですよぉ〜」
「裸ん坊って…?」
「先日忍び込んで来た刺客さん、パンツの中に凶器を忍ばせていましたから、その辺りも検査されていると思うんでありますよ…」

パンツの中に凶器?
先日の刺客って…もしかして佐伯裕樹はじめとするあいつらのこと?
…それ以外にいたらこの家なんなのって話だけど。

「舞、顔真っ赤」
「う、うっさい彩未!」
「では、女子4人で参りましょうかぁ♪」
ノリノリな碧。
その先には、同じく顔真っ赤の静香がいた…

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