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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 141

清水家の力の凄さを知ってしまった彩未の差し出す手は、プルプルと振るえてしまう…

「こちらこそです…どうぞ宜しくお願いします…」
緊張の余り、嫌な汗が沸きだす…

「どぉおいたしたんでありますか?…彩未さんの身体、石みたいにガチガチに硬くなっていますですよ…」

碧はあくまで普通である。
彩未のビビり具合があまりにも尋常でないため、首を傾げている。

「(どうしちゃったのよ、彩未ちゃん)」
「(少し誇張が過ぎた?)」
「(いや、でも清水家ってそれだけすごいのよ?)」
「(まるで蛇に睨まれた蛙ですね)」
「(彩未が碧に食われる…だと?)」

「どうしましたか?彩未ちゃん…」
碧が心配そうに彩未の頬とオデコに手を当てる。

「あ、いえ…心配いりません。熱なんてありませんから…」
とはいえ顔を赤らめる彩未は、いかにも熱がありそうに見える。

「わぁ〜彩未ちゃんのお肌スベスベでぇありますねぇ〜触っていて気持ちいいですぅ。」
頬を寄せてくる碧に、彩未は目を白黒とさせてしまう。

彩未の額に、頬に、尋常ならぬ汗。
部屋の中は特別暑くないのに、明らかに彩未がおかしい。

顔はもう真っ赤。
頭上から煙が吹き出しそうな勢いだ。

碧はお構いなしに彩未の頬をスリスリしている。
やめようとする気配はない。

…プシュー
彩未の意識は限界を超えてしまい、碧にもたれかかるように倒れる。

「よしよし…お眠なんですね〜」
彩未をお姫様だっこでソファーに運ぶ碧
アンタって見掛けによらず、力持ちなんだね…

「碧〜折り入ってお願いがあるんだぁけどさ…」
「はいはい、私に出来る事でしたら、何でも協力いたしますよ〜」

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