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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 15

「ふっ…つまりは貴女たち"も"、青山先輩の情報が欲しいがために、僕に近付いてきたってことですか…」
明らかに祐樹がふて腐れ、肩を落とすのが分かった…
大方、桜咲の女子どもが、青山ノブアキ目当てに祐樹に近付き、出汁に使われた経験があるのだろう…

明日香と涼はマズイと目を見合った…
桜咲の女子とは目的が違うとはいえ、青山ノブアキの情報が欲しいがために、佐伯祐樹にモーションを掛けているのは間違いないのだ。

「あっ、えーっと、そ、そういうわけじゃなくて」
「青山ノブアキの活躍は佐伯くんの好リードがあってこそ、でしょ?」
「い、いや、そんな…」
「青山ノブアキは確かに人気があって素晴らしい人物だ、でも俺だって…と思っているでしょう!」
「我々はただの青山の追っかけとはわけが違うのでありますよ」

「それなら、疑ってすまないってことかな…?」
「モチロンよぉ!私達は決して青山ノブアキのこと、良くは思っていないもの…」
「信じて…いいんだよね?…」
「はい…これだけは嘘をついてはおりませんです…」

「よかった…それなら言うけど、確かに『俺だって』って思うよ…」
「でしょ?…当然よぉ〜」
「ちと生まれて来たのが俺よか早いだけだし、産まれてきた家が金持ちってだけだろ?」
「そうですね。青山ノブアキが偉い訳ではありませんです。」
「だろぉ?そんなもん外して素っ裸になったら、俺だって負けちゃいね―ぜ!」
「そうかもですね。私たちが確かめますんで…ユニホームを脱いでみたらいかがでしょうか?」

「こっちには自信あるんすよ、あの人がどうなのかは正直よく知らないけど」
祐樹は言われるがままユニフォームを脱ぎ始める。

「(うまく行ったね)」
「(何、口車に乗せればちょろいもんよ)」
明日香と涼は顔を合わせ、ニヤリと笑う。

それでも、サポータ―パンツ一枚になったところで祐樹は手を止めた…
「ど、どうかいたしましたんですか?…」

「なんかさぁ…俺、口車に載せらるみたいにここまで脱いじゃたけどさ…」
「そぉ、そぉんなぁあ〜そんなぁ口車載せるなんてぇ〜ある訳無いじゃないですかぁ!」
「ゴメン…なんか俺、桜咲の連中に騙されてから…女性不信になっちまってさ…」
「私たちと桜咲女子を一緒にしないで下さいよぉ〜」
「ゴメン、ゴメン…だけどさ、それを克服させる為にも…一緒に脱いでくんねぇ?…」

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