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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 135

明日香の手を逆さに返し、それを捻り上げる…
「もぉお〜、明日香ったら油断も隙もあったもんじゃない!…」

「クス…舞ったら、今だにタコさんウィンナ―に思い込みあるんだぁ…幼稚園の時と変わってないね。」
彩未がニッコリと笑う…

「う…今日はたまたまだよ」
「ほぼ毎日じゃん、舞ちゃんは身も心もお子ちゃまなのね〜」
「お前…!」
舞の攻撃対象が明日香から美菜子へシフト。

「そっか…幼稚園の頃からなんだ…」
「どした?」
神妙な顔をする夏織、桃子がそれに尋ねる。

「アタシさ、中3の頃に親の転勤でここに引っ越してきて、こっちじゃ友達あんまりいないから、舞たちみたいな関係って羨ましいな、って」

「何言ってんだい。夏織は私にとっちゃ幼なじみと同じぐらいに長い付き合いのような気がするよ。」
舞はよしよしと夏織の頭を撫でる…

「そういって貰えるは嬉しいけど、やっぱり一緒に成長してきた友達って、凄く大切だと思うんだ…」
「まあ、それはそうだけど…」
「だから彩未ちゃん…頼りないかもしれないけど、困ったことがあれば、この子たちに相談しなよ…」

申し訳なさそうに彩未を見る夏織。
今朝方菜々美と一緒になって彩未を木に括り付けたのをまだ引きずっているようだった。

「あの、気にしないでね…私、別に恨んでるとか、そんなことは…」
「うん、よろしく」

「(夏織らしくないぞ〜、しおらしい顔しちゃって)」
「(だってさあ…)」
舞はまた夏織の頭をよしよしと撫でる。

「いいなぁ〜何で私には"よしよし"してくんないかなぁー」
河豚のような膨れ面をつくりながら明日香が言う。

「おいおい、お前は私の可愛いタコさんを盗み喰いしようとしたじゃあありませんかぁ!」
「やだぁ〜人を泥棒みたいに言わんといてくれよぉ〜」
芝居台詞のように明日香が言いながら、縋るようにして舞に抱きついた。

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