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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 134

「あ、どうも…」
明日香が差し出した手に、おずおずと近づき握手する彩未。
「仲良くしよーねー」
そこに涼が手を重ねる。

「うちら風紀委員はみんなこんな感じのメンバーだから、彩未もすぐに溶け込めるさ」
美菜子が自身たっぷりに言う。

「遅かったかしら?」
またドアが開く。
「!?」
その姿に彩未が目を見開いて驚く。
それも無理はない、金髪碧眼の美少女、アリシアのご登場である。

「あぁ〜彩未ちゃんですねぇ〜!会いたかったですぅ〜」
リアクション豊かに彩未にハグをするアリシア…
やっぱこういう所は、外人なんだよね;…

「あ、初めましてぇ…余り英語は得意じゃなくて…」
「彩未ぃちゃん〜そんな心配はご無用ですよ。号に言っては号に従えですからぁねぇ!…」

「彩未、気にしないでいいよ…ソイツ、見た目はバリバリ外人だけど中身は私たち以上に日本人だから」
「そ、そうなんだ…」
美菜子が察して声をかける。

「アリシア・シャーロット。よろしくね、彩未ちゃん♪」
「あ、うん…ホント、日本語ペラペラだ…」
徐々に風紀委員メンバーと打ち解けていく彩未。
それに舞たちも安堵する。

バターン!!!
「遅れやしたぁ!!」
夏織登場。

「彩未ちゃん、さっきはごめん!お詫びにどうぞ!!」
「えっ?えっ?」
夏織が彩未に某チェーン店の牛丼を差し出す。

「ってかお前ホントに買って来たのかよ!」
「アタシの原動力さ、文句あるか♪」
思わず突っ込む美菜子。
しかし意に介さない夏織。

「…って、夏織のソレ、大盛…?」
「アンタ、その細い体のどこに蓄えられるのよ…」
涼と明日香も呆れ顔。

「まあいいか…私たちもお昼にする?」
舞が場を繕う。

パン食のアリシアが、美味しそうにホットドックを頬ばる。
…食に関しては"号に言っては号に従え"とはいかないようで…;

パンからはみ出す大きなソーセージを見て、舞は旬を思い出す…
"ちゃんとお昼食べてるのかな?"

旬のことだから、家計を考え昼は抜いていることは充分に考えられた。
"お弁当…作ってあげようかな…"

「どうした、舞?」
目の前の美菜子に聞かれた。
…思いの外鋭いこの親友、気づかれたかな?

若干上の空の舞、隣の明日香が舞の弁当箱からタコさんウインナーを奪おうと箸を伸ばす…
「お前は何をするつもりだー!」
「い、痛てええええ!!」

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