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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 123

「へぇ〜利奈ちゃん先生…桜咲だったんだぁ。」
この辺りの出身とは聞いていたけど、桜咲とは思ってはいなかった。

「もうかれこれ10年以上も前の話しだけどね。」
利奈ちゃん先生は懐かしむかのように、遠い目をした。

「そう言えば、ダンナさんとは高校時代に時知り合ったって聞きましたけど…もしかして青海だったんですか?」

「そう思うでしょ?」

「ええ…桜咲と青海は姉妹校ですし…」

「ちっちっち、甘いぜお嬢ちゃんたちよ〜」
顔の前で人差し指を振る仕草をする利奈ちゃん先生。
…そういうところがガキ扱いされる原因なんですよ。

「じゃあ?」
「うちのダンナ、黒獅子のOBなんよ」
…ええっ?

「セレブ育ちの可愛いお嬢様と、貧しい家庭の不良少年との恋、萌えるでしょぉ〜」
その"かわいいお嬢様"って、自分のことですよね?;

「なんかロマンチックな感じ、しますぅう〜」
桃子…アンタさっきまで泣いてなかったっけ?;

「ふえ〜、そんな裏があったとはね〜」
夏織の反応…コイツは普段から先生に対してタメ口だからな…

「でも、どうやって知り合ったんです?」
美咲は不思議そうに尋ねる。
「うん、私もね、昔はいじめられてて、毎日辛かったんだよね」
利奈ちゃん先生もだったの…
「そのとき、私を助けてくれたのが彼。一目惚れだった」

「白馬に乗った王子様かぁ〜」
…キラキラしてるよ美菜子の目、アンタってそういうキャラだっけ?

「それでお付合いが始まったんですね。」
「始まったっていうか、デキ婚しちゃったのよ。」

一瞬の沈黙…

「うえええ!!利奈ちゃん先生子供いたんでぇすかああ!」

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