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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 120

「あはは、ごめんごめん、昨日、桜と一緒でさ」
「あー、そうだったんだ」
「桜がフロンティアプロモーションの人にスカウトされたって話で、私もついでに付いて行ってね」
「だから多岐亮の話が出てきたのかぁ。それにしても桜もすごいなぁ」

「うん。桜なら絶対に大丈夫だと思うよ。フロンティアプロモーションの人も凄く気に入っていたもん。」
「桜ほどの美少女なかなかいないもんね。多岐亮との共演も夢じゃないってか?」
美咲は胸に手をあて、目をキラキラと輝かせた。

「あれ?美咲も多岐亮のファンだっけ?」
「ふふん…私が隠れ腐女子だって、知らなかったぁ〜?」

「…隠れ腐女子ってねえ、美咲さんよ、私に向かって言ってる時点で隠れじゃないと思われます」
「ふふふ、舞が最初のカミングアウトだもん」
「…自慢して言うことかよ」
「まあ、そんなことより、桜も風紀委員の仕事に戻ってきてほしいとこだよね」
「うん、そうだね」

「フロンティアプロモーションに入れれば、経済的に随分と楽になれるんじゃない?」
「多分ね。忙しくはなるだろうけど、風紀委員に参加する時間ぐらいは、今よか作れるんじゃないかな?」
「お金さえあったら、弟さんたちの面倒も、プロにお願いできるもんね…」
「どっちにしても、先ずはフロンティアプロモーションに桜が入れることを祈るしかないはね…」
「祈るしかないか…、舞、フロンティアプロモーションに何かツテは無いの?」

ツテと言われても…旬が多岐亮の弟かもしれないのは…まだ定かじゃないし…

「ま、さすがにそこまでは無理だよね」
「うんうん」
…多岐亮と滝谷旬の仲だってどんなものかよく分からないし。

「…お、菜々美からメールだ」
「ありゃ、いったい何かな」

『青山静香に対するイジメについて、真犯人を特定』
「ほお」
「…ああ、あの2人(花澤彩奈と井口佳奈)じゃなかったんだ」

『真犯人を拘束。取り調べを開始』
「そこまでするか」
「まあ、気にはなるね」

しかし…
『真犯人…豊崎彩未。桜咲生徒会書記』
「えっ…」
舞は言葉を失った。

豊崎彩未。
舞、美菜子、桃子とは小学校の頃からの仲だった大親友なのだ…

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