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風紀委員Girls!
官能リレー小説 - 学園物

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風紀委員Girls! 117

「いいんじゃない?君もなかなかイケてるぜぇ…」
イケてるって何よ?…人を値踏みするみたいに見ないで欲しいよな。

「私はいいです。そういうことに興味ないですから…」
「へぇ〜そういうのなんか新鮮だな、デビューしたいってやって来る若い子ばかりだからね。」
「そうなんですか?…私はそういうの無理ですから…」
「あ、舞はカラオケ上手いんですよ。!」
桜…そんなこと言わないでいいよ;…

「ほう…それはなかなか。興味深いね」
「あ、いや、あの…」
…そう言われると困るんですけど。

「私はそういうの向いてないんで…チビだし、可愛くないし…」
「そんなことないと思うよ」
男性はニッコリと微笑む。

「おっと…時間もおしてるし、桜ちゃんの面接を…」
腕時計をチラッと見やり、男性はそう言う。

「あら、友達もご一緒?…」
部屋に入ってきた長身の女性…ダ―クスーツに身を包み、いかにもデキそうな感じだった。

「社長〜この子もかなかなかイケるんじょないかと思っていたところなんすよ〜」
(うわぁこの人、社長なんだ!)

「そう?…まあ小峰さんのいうことに間違いはない無いけど……」
(サングラスのおじさん、小峰っていうのね…)

「…まあでも、お話だけでも聞いてもらえれば嬉しいかな」
社長と呼ばれた女性が柔らかい笑みを浮かべた。
「(…綺麗。それに、優しい人だな)」

「じゃ、私はお茶かジュースでも」
「そこまで時間はかからないんじゃ?」
外へ出ようとした小峰さんを社長は制して言う。

「早速はじめましょうか。私は…」
社長さんがスーツの胸ポケットからカードケースを取り出し、そこから名刺を抜いて私たちに手渡す。

『フロンティアプロモーション 代表取締役 高山めぐみ』

フロンティアプロモーション…?
「えっ?!ここってフロンティアプロモーションだったんですか?!…」
舞の声は裏返っていた。

「どうなさったの?そんなに驚いた声を出して…そうよ、ここはフロンティアプロモーションですよ、」

「うわぁ!それって多岐亮の所属するフロンティアプロモーションに間違いないんですね?!」

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