風紀委員Girls! 12
「…っ!!お、おい、おまっ」
声を出そうとする旬の口を由真が手で押さえる。
「変な声出しちゃ絶対だめよ」
旬の額は汗に覆われる。
「ふふ、流石ね、ココも立派なもの持ってるのね」
「う、ぁっ、そんな…」
黒獅子のトップが、年上の女に情けない声を上げる、他の生徒には見せられない光景である。
「娘には見せられないわぁ…」
「アンタ、人妻だったのかよ…」
「ふふ…旦那はいないの、未婚の母よ。だから飢えてるってことぉ…」
旬の唇を1本の指で押さえながら、片方の手でベルトを外す…
そこで締めていただけの幅広のズボンは、ストンと地面に落ちる。
「ざけんなよ!!俺は女になんて興味ねーんだよぉ!」
露になったボクサーパンツの膨らみをシャツで隠しながら、旬は由真に向かって凄んで見せた。
「…そんなカッコで、凄まれても説得力ないなぁ」
「…ぅ、うるせえ!!」
「その手で隠したところは今、どうなってるのかな?」
「か、関係ないだろ!」
「十分関係あるわよ。さっきは元気だったじゃない」
ボクサーパンツの上から、由真はその膨らみを指で撫で回す。
「くっ…」
屈辱とも言える声を上げる旬…
彼ほどの力を持っていれば、自分の動きを制止することなど、赤子の腕を捻るようなものだと由真は思う。
それでも旬には、これを止めさせるほどの精神力が無いことを、由真には分かっていた。
どんなに屈強な力を持っていでも、どんなに過酷な鍛錬を積んできたとしても、甘い誘惑に打ち勝てる男など、そうはいないのだから…
「ふふ、染み立てきたわよ…貴方のお汁…」
「なっ!?」
耳まで赤く染めた旬が慌てて見下ろすと、ボクサーパンツの頂きの頂点に、ぷっくりとした丸い汁玉が輝き膨れていた。
「ふふふふ、溜まってそうね」
「や、やめろぉ…」
「まだ強がる?おとなしくしたらどう?」
「や、やめてくれ…」
抵抗は、次第に懇願へと変わる。
「可哀想だからこれも脱がせちゃおうか」
「そ、それは…」
焦る旬、余裕の笑みの由真。