君の人生、変えてあげる。 97
僕は、声に構わず、その下のほうに触れた。
多少風が入ったとはいえ、まだお互い汗をかいている。しかし、そこは、汗とは違って湿っていた。
「痛くない?」
「あぁ…うん…痛く…ないよ」
僕は、そこの上の方の突起を手で探した
手探りでやっているうちに、そこを見つけ出す。
「あ、ああ、あっ…」
皐ちゃんが控えめに声をあげた。
「大丈夫?」
僕の問いに、皐ちゃんは小さく頷いた。
僕はさらに、濡れた小さな穴へ、ゆっくりと指を近づけていく…
触れていると、もう。その穴も、十分に湿っているようだった。
「指、入れていい?」
「あぁ…うん、いいょ…」
僕は、そのなかに、指を進めていく。
「あっ…」
「痛い?」
「ううん」
それでも僕は、注意深く、ゆっくり指を進めた。
「もっと…動かして…いいよ」
皐ちゃんの言葉を聞いて、徐々に指を出し入れするのを早めてみる。
「あっ、あ…あ…」
皐ちゃんが身体を震わせながら、微かに声を上げる。
指の出し入れを繰り返していると、中からトロトロと液体のようなものが溢れてきた。
「気持ちいいの…」
皐ちゃんが顔を赤くしながら、微笑んだ。
しばらくそうしていたあと、皐ちゃんは、少し上体を持ち上げ、キスをした。
「ねぇ…そろそろ…いれて…ほしいな…」
「う、うん」
僕は、指を抜き、僕のモノを持って、そこに、向かった。
「いい?ゴムとか、持ってないけど」
「うん…だいじょうぶ…」