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君の人生、変えてあげる。
官能リレー小説 - 学園物

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君の人生、変えてあげる。 546

 「ああっ!たっくんが、来てる!たっくんが、来てくれてる!うれしいいぃ!」
 「僕も、うれしいよ…海里ちゃん…」
 僕はそういいながら前後に勢いよく動いていく。
 その間にも僕たちは何回もキスをする。
 「たっくん、たっくん…しあわせ…」
海里ちゃんに覆い被さり、何度も何度も腰を前後させ、パンパンと身体のぶつかり合う音を響かせながらお互いの愛を確かめ合う。

「あああっ、ああっ、たっくん、たっくん…」
「海里ちゃん、いいよ、すごくいいよ…」
「気持ちいい…あぁ、もう、イッ……あああっ!!!」

海里ちゃんが絶頂する。
僕もその時に限界を迎えた。

 僕は海里ちゃんの中に勢いよく液を流し込んでいった。そして、崩れるように海里ちゃんの胸の上に体を預けた。海里ちゃんも両腕で僕を抱きしめる。
 だんだん小さくなっていくその場所をしばらく結合させたまま、僕たちは、余韻に浸る。
 「たっくん」
 「何?」
 「幸せ」
 僕たちはどちらからともなくキスをした。
 「僕も」
  「こんな幸せな日、ずっと、続いたらいい…」
海里ちゃんは僕を見上げ、そう言った。
僕は海里ちゃんの前髪を撫でて、その潤んだ瞳をじっと見つめる。

「僕も続けたい…いや、続けなくちゃ、だね」
「ふふっ」
「まだ始まったばかりだから…この学校での生活はさ」
「たっくん、初めて会った時より、ずっとカッコいいな」
「ホントに?」

その問いに、海里ちゃんはキスで返してくれた。

短い間に、僕の人生は大きく変わった。
毎日が充実して楽しい日々。
そしてこれからはその楽しい日々を続いていけるように頑張る…そんな使命というか、責任感のようなものも、僕の心の中に湧いている。

僕の人生は、まだ始まったばかりなのだから。



『君の人生、変えてあげる。』第1部end


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