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君の人生、変えてあげる。
官能リレー小説 - 学園物

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君の人生、変えてあげる。 79


この内容から、大体はわかった気がした。
僕も、藤澤さんに会って話をしたい。彼女の誤解を解きたい。
その気持ちが沸いた。

午後の授業も進み、6時間目のHRの時間。
ここで、着替えや更衣室の話が出るはずだ。

 チャイムが鳴ったが、2つ窓側の、1つ前の席が空席だ…沙羅ちゃんの席…
 飛鳥ちゃんが再び前に出る。
「アス、沙羅ちゃんが、ちょっと菜々子先生に呼ばれて…」
「わかった」

 そして、さっきの続きが始まる。
「…ちゃんと説明すれば…理解…」
 前の方の席の皐ちゃんが発言しているのだが、あまり声が大きくないので、後ろの方には十分には聞こえない。

 たぶん“ちゃんと説明すれば、私たちが任意に行っているこの着替えは、理解してもらえるのではないか(それで私たちの着替えだけ継続できるのではないか)”と言っていると思うのだけど、僕も、男なので…ちょっと妄想が始まる。
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「こうして、私は、コンプレックスがあったのですが、今では前を向いて、全部見せられるようになりました…」
 僕と皐ちゃんが、どこかのクラスで、裸になることの自然さ、素晴らしさを説明して、2人でその場で裸になる。
 そのクラスの人はどよめいたり金切り声を上げたりするが、傷だらけな2人の主張ということもあり、何人かが賛同して裸になる。

 そんな風に裸になることへの抵抗感が薄れていく。反対派も、その勢いには、黙らざるを得なくなる…
 水泳への行きも、水着で歩くこともおかしくなくなり、帰りは、上半身ジャージで下半身タオル使わなくても、ジャージを使わなくても、おかしくなくなる。

 そして、そんな裸になる文化が根付いて、男子を迎えて…

 僕は、何曜日は全裸登校、みたいな、タイトルしか知らないAVを思い出した。
 “登校”は無理でも、何曜日は全裸で過ごしてもいい、というルールができて…

 その日は、きっと1組はみんな服を着ないことを選ぶだろう。 

 普通の授業でも、廊下で歩いても、昼休みに食事しても、水泳でも、何も着ていない。

 そして、僕が胡桃ちゃんや菜々子先生や飛鳥ちゃんと、ここから逃げるように遠ざかったりしておこなっていたことも、そこここで普通に行われて…
 

…いやいや、さすがにそれは不味い。
この場に及んで、なんて妄想をしているんだ、僕は。

いくら反対派を説得したいと言っても、そこまでしなくてもよいだろう。
…まあ、悪くはなかったけど。これは僕の想像の中でとどめておく。

さて、皐ちゃんの意見を聞いた上で、黒板に何か文字が書かれている。

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