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君の人生、変えてあげる。
官能リレー小説 - 学園物

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君の人生、変えてあげる。 68

みんなの言葉を聞いて、これがあるべき姿なんだよな、と思った。
向こう側で微笑む皐ちゃんの笑顔が、いつも以上に眩しかった。
この次の美術の授業でも、それは一緒だな。

…理恵ちゃんの豊かな胸を見て、少し股間が興奮してしまった…でも、それにも何か言う人はいない。
ほんのちょっと恥ずかしい気はしたけど、水着に着替え、みんなでプールに向かった。


 今日も授業が終わった。

 教室に戻って着替えながら、僕は飛鳥ちゃんに言った。
「明智さんの部活に、今日行ってみようと思うんだけど、飛鳥ちゃん大丈夫?」
「うん、大丈夫。善は急げ、ね」

 飛鳥ちゃんはパンティーを穿きながらそうにっこり笑った。


 放課後、僕と飛鳥ちゃんは、パンフで調べた環境ボランティア部の活動場所に向かった。
 途中で、飛鳥ちゃんがスマホを手に取った。
「綾ちゃんからだ…たっくん、綾ちゃんとはメアド交換した?」
「いや、まだ」
 綾ちゃんはちょっとまだ話しにくい。
「交換したほうがいいかも…ええと…『書記 立候補への問い合わせあり と、他クラス選管から情報』」

 飛鳥ちゃんは真剣な顔になった。
「向こう、本格的に動き出しすのかも」
 飛鳥ちゃんは早速返事を出した。
「誰が問い合わせているのか、わかるかどうか、聞いてみたよ」

「ありがとう」
予想はしてたこと。
ただ、誰が立候補するのか…それが気になるところだ。

目当ての部活、「環境ボランティア部」の部室は僕らのいる教室から少し離れたところにあった。
その部室自体も、文芸部とは違いあまり目立つことはなかった。

 飛鳥ちゃんがその扉をたたいた。
「はーい」
 返事とともに、飛鳥ちゃんはドアを開けた。

 その部屋は冷房はあまり効いていなかった。
 そして、ノートPCの前に、一人の二年生が、Yシャツのボタンを半分以上はずし、脚をいっぱいに開き、うちわであおいでいた。
 机が無ければ、スカートの中がすっかり見えただろう。

「え!」
 その人は、慌てて、Yシャツのボタンを閉じ、脚も閉じた。
「びっくりした!一年生に男子が来た、って話は聞いていたけど、まさかここに来るなんて」

「あ、すみません」
 僕はちょっと後ずさりした。
「いや、後ずさりする必要はないよ…暑いでしょう…エアコン設定下げるよ…一応環境をテーマにしているので節電でね」
 その二年生はリモコンを手にした。
「いえ、お気になさらずに」
「私も、大丈夫です」
 飛鳥ちゃんもそうつづけた。
「じゃあ、うちの特製うちわをどうぞ」

 その方は、僕と飛鳥ちゃんにそれぞれうちわを渡した
「涼星高校 環境ボランティア部」という文字と、木のようなマークが入っていた。

「私は部長の、大森みのり」

「初めまして、1年1組の酒本拓真です」
「1組の委員長の原田飛鳥です」
「うん、よろしく。汚い部室でごめんね」
「いえ、そんな」

大森先輩に椅子に座るよう促され、飛鳥ちゃんと一緒に腰掛ける。
「今日はどうしてここに?」
「まあ、部活の見学とか、いろいろと」

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