君の人生、変えてあげる。 541
「沙羅ちゃんらしくないよ!」
そんな風に言われながら、沙羅ちゃんは意を決したように瞳をギュッと閉じ、胸を突き出して、小さな声で言った。
「ど、どうぞ…」
僕はその先端をそっと舐め始める。
ふと顔を見上げると、沙羅ちゃんは何か耐えているような様子だ。
普段はキリッとした体育会系美人の沙羅ちゃんが顔を真っ赤にして少し僕からも視線をそらせようとしてるのは、ちょっと面白い。
飛鳥ちゃんじゃないけど、少し調子に乗って僕も沙羅ちゃんの耳元でそっと囁いてみる。
「早ければ、問題ない」
「……!!!!!」
以前、僕が沙羅ちゃんに言われた言葉である。
僕はその後、多少舌を高速回転させて沙羅ちゃんの両乳首を刺激する。
「ひゃあああぁっ!」
沙羅ちゃんはついに我慢しきれず、大きな声をあげた。
僕は動きを止めないよう努めた。
「すごい…これ、けっこうみんな、たっくんと、やってるの?…もっと…はやくやってれば…よかった…」
そう言う沙羅ちゃんの声は甘く、少し掠れて、蕩けたような笑みを浮かべていた。
普段はお堅い印象のある沙羅ちゃん、案外…こう言ってしまってはアレかもしれないが、ちょろい…気がする。
よく見ると沙羅ちゃん、膝が震えていた。
僕は一度舌を沙羅ちゃんの胸から離した。それとともに、沙羅ちゃんはへなへなと脚を崩していった。
「よし、そこで、沙羅ちゃんも舐めちゃえ」
胡桃ちゃんの声だ。声のする方を見ると、胡桃ちゃんはクリームは塗っていないがすべて脱いでいた。ムードメーカーとして、なのかもしれない。
「…うん」
沙羅ちゃんの口が僕のクリームに覆われた下半身に近づく。