君の人生、変えてあげる。 528
「たっくん、すこし、落ち着いたら、私も、お願いしていい?」
「うん、もちろん」
僕はゆっくり起き上がって、シャワーを浴び、マギーさんのいる湯舟に浸かった。
少し後に、ルイちゃんも湯舟に入ってきた。
三人入ってもそんなにきつくない、大きめの湯舟だった。
温かいお湯に浸かり、息を整える。
マギーさんが僕らに代わるように湯船から出てシャワーを浴び始めた。
改めてその姿を眺めた。
初対面でのキャラのインパクトが大きくて、マギーさんの整った顔立ち、可愛い笑顔、そして抜群のスタイル、そういうところを感じた。
マギーさんを見ていると、さっきルイちゃんとあれだけ激しくやった後なのに股間がムクムクと膨らんでくる。
マギーさんは、やがてシャワーを止め、立ったまま外を見るような仕草をした。
待ってるんだ、と僕は思って、湯舟から立ち上がった。
すでに準備ができた場所は、こっちを向いたマギーさんの目にも多分はっきりと入った。
僕は湯舟から上がる。
「ワオ」
小さな声でマギーさんがそう言い、少し驚いたような表情を見せた。
しかしその顔がすぐにいつも通りの微笑みに切り替わる。
「たっくんも日本男児ってことね」
「よくわからないけど、マギーさんのその姿を見たら、男なら誰でもそうなると思うよ」
マギーさんからも僕に近づき、抱き合い、唇が重なる。
しばらくの間そうしていた後、マギーさんはもう準備万端の僕のモノを自らの場所へと誘導した。
「ほんとは、もっと、ゆっくり、いっぱい、楽しみたいけど、このお風呂、時間制限あるんでしょう」
僕は一瞬現実に引き戻された。でも、これは確かに思い出さなくちゃならない現実だ。僕の準備は揺るがなかった。