君の人生、変えてあげる。 525
「ここがホントの貸し切りだネ」
「そうだね」
マギーさんもルイちゃんも一糸まとわぬ姿。目のやり場に困るし、股間は次第に膨らみだす。
「たっくんとは久しぶりだね」
「ああ、ルイちゃんとはそうなるね」
すぐにでも抱きつきたい衝動に駆られているルイちゃん。しかしマギーさんの存在がそれに抑制をかけている模様。
僕も全部脱ぎきる。必然的に股間の興奮状態は
二人に伝わる。
「たっくん、やっぱり早くヤリたいんだネ」
マギーさんのその一言でルイちゃんは衝動を抑えきれなくなり僕の背中に抱きついた。胸の感触が直接伝わってくる。
マギーさんは落ち着いて浴室へのガラス戸を開け、中へ進んだ。僕とルイちゃんもこのままの体勢で進む。
「こっちだね」
マギーさんが目的の場所の扉を開けた。
「中はこうなってるんだねぇ」
しみじみ言うマギーさんだが、僕らにはその声は届いていないも同然で。
「したいことは、やっぱりそれか」
ルイちゃんが振り向きざまに僕の唇を奪う。
遠目でマギーさんがそっと扉を閉めた。
ルイちゃんは僕の前に回って腕を僕の背中に回し、今度は前から密着して、キスを続ける。
マギーさんはシャワーを浴びて、ひとりで湯船に入ったのが横目で見える。もう、最後までいく以外ルイちゃんを止めることはできない、と放置することにしたのだろう。
僕ももうルイちゃんに任せるしかない。ここで何か言ったところで止まるような子ではないからだ。そういえば初めての時も勢いでしてしまった気がするな…
「たっくんも、元気になってきたヨ」
「ルイちゃんのおかげだね」
その態勢が整いつつあるから、僕もその気になれる。
ルイちゃんは片手で僕のソレを扱き始めた。