君の人生、変えてあげる。 508
そうして、奥まで、入っていった。
そして、僕たちはしばらくの間きつく抱きしめ合い、キスを繰り返しながら、奥までしっかりと結合していることを互いに感じ合った。
「じゃあ…動くよ」
数分間お互いを感じ合ったあと、飛鳥ちゃんは小さい声で言った。
小刻みに繰り返される律動。
飛鳥ちゃんの口から小さくため息が漏れ、それが次第にはっきりと聞こえるくらい大きくなり僕の肌にも感じるほどになる。
キュウッとキツく締め付けてくる飛鳥ちゃんの中に負けないように僕も飛鳥ちゃんに向かって突き上げる。
「あっあっあっ、たっくん、っ!!」
「飛鳥ちゃん、飛鳥ちゃん、気持ちいいよ…」
僕も心からそう言う。
汗が噴き出してくる。
お互い、動き続ける。そして、何分も経つ。
飛鳥ちゃんの動きが急にゆっくりになる。
「あ、はぁ、私、イッたかも…たっくん、まだ、大丈夫なの…」
何度もこういう経験を重ねているから、かはわからないけど、以前に比べると長持ちするようになったとは思う。
「飛鳥ちゃん、場所を変わろう」
飛鳥ちゃんと繋がったままソファーから立ち上がる。
そして今度は飛鳥ちゃんをソファーに座らせ、上から被さるようにして腰を動かす。
「ああっ!たっくんが、たっくんが、来てる!」
「飛鳥ちゃん、もっと、気持ちよくなって」
僕はそう言って飛鳥ちゃんを突き続ける。
「また、イッちゃう、かも…」
「何回でもイッて」
ソファーの上に飛鳥ちゃんからの液が滴るのを感じる。