君の人生、変えてあげる。 498
峰代さんの温もりが、その湿り気が、その部分に広がっていく。もう、なんと言葉を出していいのか分からなかった。
「あ、すごい、こんな奥まで来るんだ」
峰代さんはそう言いながら両腕で僕を引き寄せる。僕も、峰代さんの腰に腕を回している。
僕は、今、峰代さんと、繋がっている。
互いに抱き合い、肌が密着し、峰代さんの豊満過ぎる乳房は僕の胸板に押し潰されている。
全身にその柔らかさが伝わってくるようだ。
「ああっ、すごい…こんなに奥に、深いの…それに熱い…」
「峰代さん…」
「気持ちいいよ…たっくんの温もりが、私にも…ああっ、あっ…」
ゆっくり動く。繋がりながら何度も唇を重ねる。
そして、一度、峰代さんとしばらくの間固く抱きしめ合った後、峰代さんの動きがだんだん速くなっていくような気がした。
「私、ずっとは、いられない」
「そうですよね」
「でも、今日会えて、よかった。きっと、また会おう」
なんか、お別れのような言葉…
「あの、ほんとお忙しいとは、存じますが、もう、行かなきゃならないのですか?」
「もう少し、いられるよ」
「じゃあ、もうちょっとだけ…」
「ふふっ、まだしたいのね…私もよ」
峰代さんはいったん立ち上がって僕に背を向けた。
胸同様豊満なお尻が、股間の欲望をそそる。
「こっちから、して」
僕は峰代さんの背後からそっと抱きしめ、胸を揉みながら後ろから再び繋がろうとする。
峰代さんは多少前傾して協力してくれて、僕はこの体勢で峰代さんと繋がった。
峰代さんは壁に手を付き、僕は下から突き上げる。
「たっくん、いい…」
僕はさっきちょっと時間を気にした峰代さんが気になり、上下動のスピードを上げていく。