君の人生、変えてあげる。 497
「あっ…」
少しだけ、ほんの少しだけ峰代さんが舌をつけただけで思わず声が出た。
峰代さんは上目遣いで僕の反応を確かめながらゆっくり頭を前後に動かし始める。
「んっ、んっ、んっ」
夢なのかとすら思った。
でも、これは間違いなく現実なんだ。
峰代さんは懸命に僕のモノに奉仕してくれる。
夢のような時間が、過ぎていく。そして僕は次第に限界に近づきつつあった。
「あの、峰代さん…とっても、気持ちよくて、あの、出てしまいそうです」
峰代さんはその場所から口を離した。
「じゃあ、私の中に出す?」
「ええっ?!」
あっさり言い放ってしまう峰代さんに、びっくりして言葉も失う。
峰代さんは柔らかな微笑みを崩さない。
「あ、あの、峰代さん…」
「私は本気だよ。たっくんに抱かれたいって…海里にも同じことしてるんでしょ」
「は、はい…」
だとしても相手は人気グラビアアイドル。こんなことになるなんて思わなかった。
「じゃあ、いいかな」
峰代さんはお湯から少しずつ上がりながらそう言った。
「え、ええ」
峰代さんが立ち上がる。再び、峰代さんの素晴らしい全身が目の前に現れる。
「じゃあ、そこ座ってるから…」
峰代さんが近づく。そして、片脚ずつ湯舟から出て、僕の上に、僕の興奮した部分を自ら収めるように…座っていく。
「峰代さん…ほんとに、いいんですか?」
「もちろん…私も、たっくんとしたいんだもの」
峰代さんはそう言って、グラビアで見せるような最高の笑顔を見せた。
興奮も最高潮だが、緊張も最高潮に達する。
今まで偶像、あるいは幻想のような感があった人が今まさに目の前でしかも自分と肌を重ねようとしてるんだから。
「たっくんのココ、元気だね」
峰代さんは、僕に跨る。そして、先端が峰代さんの割れ目をこじ開けた。