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君の人生、変えてあげる。
官能リレー小説 - 学園物

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君の人生、変えてあげる。 491


海里ちゃんは鼻歌を交えながらシャワーを浴びている。
僕はその後ろから海里ちゃんの背中を眺めた。
普段はその胸に目がいくけど、お尻もなかなか…それでいて全体的に細い身体、性別の違いはあるけどなんか羨ましい。

「たっくんも身体流してあげる」
「うん…ありがとう」

 「背中流す」というとそれ以上もあるケースがあるけど、今回はさっきの会話もあったからリラックスしていた。僕は椅子に座った。
 海里ちゃんはスポンジを手に取りすぐに僕の後ろに来た。再び温もりが伝わる。
  海里ちゃんは僕の背中を柔らかくこすり始める。
 「痛い、とかあったら言ってね」
 「ううん、大丈夫」

海里ちゃんは丁寧に僕の背中をスポンジで滑らせるように擦る。
その感じはとても気持ちいい。

「お父さんとは一緒に入ったことなかったな、だからたっくんと一緒に入るのって、なんか不思議だけど嬉しい」
「じゃあ、誰と一緒だったの?」
「お姉ちゃん」

お姉ちゃん……峰代さん、だっけ。あ、またあのグラビアを思い出してしまいそうだ。

 ちょっと、僕のモノにはもう一度血液が流れ込んだが、その部分は流れ落ちる泡に覆われており、海里ちゃんには分からなかっただろう。
 「いつくらいまで一緒だったの?」
 「お姉ちゃんがグラビアですごい忙しくなる前…だから、五年前には、まだ入ってたと思う」

ちょっと想像、妄想が働くとまた股間に熱が入ってしまうが、幸い海里ちゃんには気づかれてはいない。
それにしても仲の良い兄弟姉妹って羨ましいと思う。僕は全然そういうのがわからないからかな。

「たっくんもお姉ちゃんのグラビアよく見るよね?」
「最近多くなってきたからね。その、あまり言うべきことじゃないけど、いろいろと使う、みたいな…」
「お姉ちゃんは全然気にしてないかなぁ。自分の身体を見せてるわけだし、男の人がそういう想像をしてるのもきっと分かってやってるはずだよ」

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