飛鳥ちゃんは頬を赤く染めてそう言った。
「たっくん、私、変じゃないよね？」
「全然。飛鳥ちゃんも、無理しなくていいのに。僕は、ありのままの飛鳥ちゃんが好きなんだから」
「たっくん…」
飛鳥ちゃんが声を震わせ、僕に抱きついた。
お互い裸で、素肌の温もりを感じながら…

「ねえ、ここじゃなくて、ベッドに行こうか…」
飛鳥ちゃんはそう言った。

　飛鳥ちゃんは、ベッドに移動して、仰向けになった。
　僕は、バッグの中から、あの小箱を取り出しておいた。そして飛鳥ちゃんの隣に横になった。
　僕たちは、どちらからでもなく、長めのキスをした。

　菜々子先生から学んだいろいろが、役立つときがきた。
　

飛鳥ちゃんの身体を、優しくベッドに倒して、その上に被さる。
「…ドキドキするよ」
飛鳥ちゃんは、少し頬を赤くして、それでも笑顔を見せてくれる。
「飛鳥ちゃん…」
「たっくん、好きだよ」
「僕も」
もう一度長く、深いキスをしながら、僕は飛鳥ちゃんの身体をそっと触れていく。

　僕は、菜々子先生に習ったことを思い出しながら、飛鳥ちゃんの首筋から乳房に触れていき、そして、触れていない方の乳房の先端を口に含んだ。
「あぁん…たっくん…」
　僕は、そのまま、数分間、飛鳥ちゃんの乳房の先端を舌で刺激し続けた。
「たっくん…」
飛鳥ちゃんが潤んだ瞳で僕を見つめる。
「飛鳥ちゃん、どう？」
「…なんか、変な感じ…でも、たっくんに触られてると、気持ちいいの」
「それで大丈夫だよ」

僕は右手を、飛鳥ちゃんの下半身へと伸ばす。
そこは、すでに十分といえる湿り気を帯びていた。