君の人生、変えてあげる。 47
「ほんとは、ずっと、二人きりに、なりたかったんだ…」
飛鳥ちゃんは、僕の方にもたれかかってきた。
ふんわりと、せっけんの香りを感じる。
飛鳥ちゃんを見ないようにして静まっていた僕のモノは、また活動的になってきてしまった…
胸の鼓動が高鳴る。
股間は興奮がさらに増す…
飛鳥ちゃん、僕に何を期待しているのだろうか?
「…あのとき、私が言ったの、本気だから、ね?」
視線を僕に向けて、飛鳥ちゃんは微かに微笑む。
あのとき…
「私だって、そうだから…」
飛鳥ちゃんの顔に、ゆっくりと近づく。
飛鳥ちゃんも僕に、顔を近づけてきた…
『飛鳥を、悲しませないでほしい』
秀雄さんの言葉が、頭をよぎった。
そう…悲しませないように…
僕と飛鳥ちゃんの唇がふれあった。少しの間だった。
そして、それからすぐに、飛鳥ちゃんは、僕のワイシャツのボタンに手をかけて、小声で
「いい?」
と聞いた。僕は、無言でうなずいた、
飛鳥ちゃんの手が、僕のワイシャツのボタンをゆっくりと外していく。
ひとつずつ外されていくたびに、胸の高鳴りが増していく。
飛鳥ちゃんの手も、緊張しているせいか震えていた。
「じゃあ、僕も、いいかな?」
「え?あ…」
飛鳥ちゃんは頬を赤らめて、コクンと頷く。
それを確かめて、僕は飛鳥ちゃんの身体を覆うバスタオルに手を伸ばした。
飛鳥ちゃんは目を閉じた。
僕は、飛鳥ちゃんを覆うただ一枚の布を、ゆっくりとていねいに解いていった。
その、豊かな、胸が現れた。もう見ているが、こんなに近くこんな状況で見れば、改めて、素晴らしい。
そして、僕は、飛鳥ちゃんの体から、布を完全に取り去った。
飛鳥ちゃんの、股の付け根は…あまり着替えの時は見ていなかったが…見たときより少し、違っているように見えた。
「今日は、もしかしたら、たっくんに、見せるかもしれない…って思って…ちゃんとしてきたよ…」