君の人生、変えてあげる。 469
「あっ!?」
陽菜さんが声をあげる。
僕は傍にあった小さな椅子に座り、陽菜さんに見えるように興奮した自分自身を晒す。
陽菜さんの顔はさらに火照りを増した。
「あっ、拓真様…」
「陽菜さん、ココに、腰を下ろして」
「あ、あっっ」
陽菜さんが近づいてくる。
僕は、手を自身に添えて近づく陽菜さんを迎えた。
やがて、その先端が陽菜さんに接した。
「あっ」
陽菜さんは一度止まった。僕は手を自身から離して陽菜さんを支えた。
「そのまま、来てください」
「あっ、あああっ」
「いいですよ、そのまま一気に…」
「ああっ、拓真様、あああっ!」
陽菜さんが腰を下ろす。それと同時に陽菜さんの中の締め付けが強まる。
「あっ、拓真様、こんな、奥に、あああっ」
「まだこれからです。僕からも動きますね」
僕は小刻みに突き上げ始める。
「あわわっ、すごいっ…いいぃっ…」
陽菜さんは、僕の両肩に両手を置いて、僕に深く繋がっている。
「こんなすごいの、初めてぇ」
陽菜さんは蕩けそうな笑顔で動き続ける。僕も動き続ける。
「ああっ、ダメっ、ダメえっ、もう何か、飛んじゃいそう!」
「陽菜さん、僕もイキますね!」
「ああっ!あああっ!きちゃう!何かきちゃう!!」
僕は陽菜さんを抱きしめ、一緒に達した。
陽菜さんの中に熱い塊を一気に放出した。