君の人生、変えてあげる。 452
莉緒ちゃんは口を離し、にやっと笑った。
「私にも、中に出して。私も、もしかしたら、って思って薬飲んでるんだよ」
莉緒ちゃんは体を起こしたあと、一旦背中を向けて、両手で浴槽の縁を掴んだ。
「これで、脚持ってもらっていい?」
以前、飛鳥ちゃんとも似たような体位でやったことある、気がした。
「これが、一番感じるの」
「わかった」
言われたように莉緒ちゃんの脚を持って、腰をせり出し、莉緒ちゃんと一つになる。
「ああああっ、きたあっ」
「莉緒ちゃん、っ」
「いいよっ、もっと、激しく、してっ!」
僕は莉緒ちゃんの脚を持ったまま、腰を動かしていく。
さっきイキそうになったことは一旦遠ざかっていたが、すぐに限界に近づいていく。
「莉緒ちゃん、今度こそ、出ちゃいそう」
「中に来て!」
次の瞬間、もう莉緒ちゃんの要望には、応えていた。
ダメだと思った瞬間、莉緒ちゃんの中に向かって勢いよく熱いほとばしりが放たれていく。
莉緒ちゃんとがっちり身体を密着させて、強く抱きしめながら小刻みに腰を動かす。
「ああ…熱いの、熱いの、いっぱい来てる…しあわせ…」
僕はゆっくりと後ろに下がって、液が滴る部分を抜いていき、莉緒ちゃんの両脚を床に下ろした。
莉緒ちゃんはゆっくりと立ち上がり、もう一度僕に近づいた。お互いもう一度抱きしめ合う。
「いままでの、経験で、断トツで、よかった」