君の人生、変えてあげる。 449
「たっくん、キスして」
「もちろん」
奈緒ちゃんのときと同様、熱く、長く、深いキス。
律ちゃんの腕が背中に回りお互い抱きしめ合う。
それだけで下半身はすぐに元気を取り戻す。
「ねぇ、もういいよね?私、もう我慢できない…」
「ああ、もちろん」
僕はもう一度肯定し、手で探ってソレを入るべき場所に近づけるが、ちょっと躊躇する。
「このまま大丈夫?」
「大丈夫。私、保健室で配っている薬飲んでるから。他にも、何人か、たっくんと、仲良くする、可能性ある人、けっこう飲んでるんだよ…たっくん、早く来て」
「そう?じゃあ、行くね」
保健室の稲村先生には何と言えばいいのか、多分まだ一度しか会ったことないだろうが…クラスのみんな、結構もらいに来てるんだなと思いながら、律ちゃんと一つになる。
「ああっ、きたあ」
ズブズブと簡単に飲み込まれていく僕自身。すぐに律ちゃんの一番奥までたどり着く。
「いくよぉ」
僕は最初小刻みに、だんだんと振れ幅を大きく、強くついていった。
「たっくん…いぃ、いぃぃよぉ…」
互いの両腕は、しっかりとお互いを抱きしめあったまま結合は続いていく。
そして、さっきより長く続いたあと、僕は限界に達しつつあった。
「律ちゃん、僕もうそろそろ…」
「いいよ、出して、たっくんの全部出して!」
「律ちゃん…!」
お互い深く抱きしめ合い、そのまま動きが止まる。
すべてを出し終えたときには、律ちゃんは意識を飛ばし僕にしな垂れかかっていた。