君の人生、変えてあげる。 448
「あぁ、ほんとに、ふつうに、たっくんとヤッてるんだね」
「そうだよ。莉緒ちゃんもやりたい?」
「もちろん」
莉緒ちゃんと茉莉菜ちゃんの会話が聞こえる。莉緒ちゃんはけっこう普段から物事をはっきり言う子だが、ここでもはっきりとそう言った。
僕は突き上げ続ける。うしろの律ちゃんはますます密着してくるが、僕に配慮して僕に合わせて動いてくれていうことが感じられた。
「たっくん、大丈夫?」
茉莉菜ちゃんが尋ねてくる。
「僕なら大丈夫。みんな奈緒ちゃんと同じようになりたいでしょ?平等じゃないとね!」
「さすが!」
「おおっ、たっくんがなんかすごくたくましく見える!」
僕はますます速く突き上げていく。奈緒ちゃんとの互いの両手はますます強く抱きしめあっていく。
「たっくん、たっくん…いい、いいよぉ、あぁっ…」
「奈緒ちゃん、そろそろイクよ」
「私も、わたしも、イキそう…」
もうしばらく、そのまま動き続きたあと、僕は奈緒ちゃんの中に発射した。
もう一度、奈緒ちゃんとの暑い口づけ。
「たっくん…テスト前に、ありがと」
唇を離したあと、奈緒ちゃんは目を潤ませてそう言った。
奈緒ちゃんはクタクタになってしまったのかお湯に浸かりながら眠ってしまった。
「たっくんはまだ元気だね」
「まだ相手がいるし、僕、結構こっちの方は持つのかも…」
「それならいいかもね。もう待ちきれなさそうなのがいるからねぇ」
茉莉菜ちゃんがニヤリと笑う。
「はーい」
僕の後ろから律ちゃんが前に出てきて、こう言った
「たっくん、私が上と下、どっちがいい?」
「奈緒ちゃんと、同じようにしよう」
「ほんと?」
律ちゃんはその言葉と同時に僕の脚の間に来た。