君の人生、変えてあげる。 436
景さんのその場所も準備ができていて、するすると入っていった。
そして、少しずつ、動き始める。
僕は、景さんのボリュームある胸がゆっさゆっさと揺れるのを見上げながら、身を任せて快感を味わっている。
「あぁ、あぁあ、すごい、これがっ、やっぱり、最高っ!!!」
景さんは僕の胸のあたりに両手を置き、長い髪を振り乱しながら腰を振り続ける。
「景さん、気持ちいいですよ」
「ん…う、あああっ!!!」
何人もの人とこうした関係を築き上げてきたことで、僕にはある程度余裕みたいなものができていた。
相手の表情を見て楽しむくらいの。
今、僕の上で景さんは普段のクールな佇まいが崩れてしまうほど激しく乱れ悶えている。
出す方も、さっき景さんの口内に出したばかりなのでまだ余裕がある。
景さんは上下にだけでなく前後左右にも激しく動いていく。僕も、途中でこの手に余る胸を掴んでみたりもした。
そのうちに、景さんも疲れてきたようだった。
「上になりましょうか?」
「いや、はぁ、まだまだ、動けるよ」
景さんはこう見えて意地っ張りだし、やりだしたら最後まで止まらない人だ。
でも明らかに疲れている。
僕は上半身を起こして景さんと向き合う。
「たっくん、いいのに」
「僕だって、もっと、ね」
景さんの身体を抱きかかえて、下から突き上げた。
「えっ!?ひゃあああ、それ、それはぁあダメぇええ!!!」
景さんの顔はみるみるうちにさっきまでよりもっとくずれていき、結合した部分はいままでより少し湿った感じがした。
そして、突き上げを繰り返しているうちに、景さんは動かなくなった。
僕は結合を外し、景さんを抱きかかえてベッドに横たえた。そして、もう出そうになっている液を受け取るためにティッシュを手に取った。
「あ、うーん…」
「景さん、大丈夫ですか?」
「うん、大丈夫。とっても、気持ちよかった…ねえ、中に出していいよ…あのね、知ってるか分からないけど…保健室で希望者に避妊薬を配りはじめててね…セックスするかもしれない子はけっこう使ってる」