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君の人生、変えてあげる。
官能リレー小説 - 学園物

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君の人生、変えてあげる。 435

椎名…初めて聞いた名前だ。
反対派が二分されたことも気になるが、子愛さんがそっちにいるってことは、その椎名陣営の方がより強硬なのだろう。

「2年5組の椎名玲美…黙っていれば普通、いや相当可愛い子なんだけど、考えてることはかなり酒本子愛に近い」

 景さんはスマホを操作して、学園のサイトにある学校新聞のバックナンバーにアクセスした。
「椎名玲美…このときみたいに問題を追及するときには確かにかなりの力を発揮するのだけど…共学化の話が無かったとしても、生徒会本部役員には向いてないと思う…」 
 景さんは独り言のようにそう言ったうえで、つづけた。
「仮に、明日3組が一つの方向にまとまらなかった場合、誰が椎名陣営なのか確認しておくのは価値があると思う。星野さんのあと、もしこの人たちが手を挙げていたら当てて。その発言を聞こう」
 景さんはスマホでクラスの集合写真を出してその何人かについて説明した。
…人は見た目によらず、ってことだろうか。
景さんが見せた数人の方は皆人の良さそうな方で、いずれも美人もしくは美少女、という感じだ。

「景さんは普段話したりする人ですか?」
「いや…私はそこまで…」
なんというか、景さんも魅力的な人なんだけど、どこか残念なところがあると感じてしまう。

「たっくん……続き、したい…」

 僕達は、まださっきの状態から服を着ていなかった。
 景さんは僕の返事を聞く前に僕の方を抱き寄せ、再び肌と肌が密着した。僕のモノは再び臨戦態勢になっていく。
 景さんは僕にキスし、僕の両肩を押した。僕は再び仰向けになり、景さんが僕に覆い被さるように抱きしめあった。

景さんが再び身体を起こす。
すっかり元気を取り戻した僕のモノが天井に向かって反り立つ。
「私が上になって入れるね」
「大丈夫ですか?」
「そういうのも、ちょっと見たから」

景さんは僕に跨ってお互いひとつになろうと腰を下ろす。

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