君の人生、変えてあげる。 415
桃花ちゃんがシャワーのスイッチを入れる。
熱過ぎもせず、冷た過ぎもせず、程よい感じのお湯が身体に降りかかる。
「気持ちいい、ですよね」
「桃花ちゃんは、どっちが気持ち良かったのかな?」
「えっ…それは…」
まだ濡れている下半身を指でなぞった。
桃花ちゃんはちょっと震えたようだった。
「あっ…ええと、どっちが、って言われても…それは…」
桃花ちゃんはシャワーを持って一歩僕から離れて、下を向いた。
「桃花ちゃん?」
桃花ちゃんはしばらく黙って一人でシャワーを浴びた後、言った。
「全然違うから、比べられません…それに、まだ、こっちは、最後までじゃないんでしょう」
桃花ちゃんはもう一回僕の近くに、密着するくらいのところに来た。
「最後までしてもいい?」
「してほしいです…そのために2人きりになったんですから」
桃花ちゃんは少し照れながら笑顔を見せた。
「桃花ちゃん、そこに横になれる?」
「大丈夫ですよ」
床に横になる桃花ちゃん。僕はその上に覆い被さる。
僕はもう、準備はできていた。年下とはいえ、胡桃ちゃんより成長してるんじゃないかというボディだ。
もちろん、中学生を、っていう躊躇はあった。でも、別に知らない女子中学生じゃない。胡桃ちゃんの妹なんだ。そう思って、少し残っていた躊躇を頭から振り払った。
桃花ちゃんは、目をギュッと閉じている。
身体も硬い。相当緊張してる。
「リラックスして」
耳元で囁く。
桃花ちゃんはまだ目は瞑ったままだが、少し落ち着いた表情になった。
それを見て僕は桃花ちゃんの両足を広げ、硬くなったモノを割れ目に近づける。
「あぁ……あっ!!」
そして一気に導く。
桃花ちゃんが小さく叫び、身体を震わせた。