君の人生、変えてあげる。 413
「すごいですね。ホントに男の人のソコって、大きくなるんだなぁって」
「見るの初めて?」
「はい…たっくんさんのが初めてです」
桃花ちゃんは少し照れながら笑って言った。
「胡桃姉にはちょっとだけ背伸びして言っちゃったんですけどね…私、今、すごくドキドキしてて…」
桃花ちゃんは、ここであらためて自分が異性の前に立っていると再認識したのか、片方の腕で、胸を覆い、もう片方の手で脚の付け根を覆うような動作をした。
それでも、桃花ちゃんはその姿勢で下を向いて
「あ、あの、触ってみてもいいですか?」
と言った。
好奇心が勝った、という感じなのだろうか。
「いいよ」
そう言うと、桃花ちゃんはぱあっと明るい表情になる。
そして恐る恐る僕のモノに手を伸ばし、指先でチョイと突っついてくる。
「ほら、もっと」
桃花ちゃんを促してみる。
「わっ、あぁ…すごい、硬いんだ」
「桃花ちゃんの裸を見ちゃったからね」
そして桃花ちゃんの指はその先端へと移動していった。
これはちょっと恥ずかしい。そこはさっき胡桃ちゃんの中に出したあとにティッシュで軽く拭いただけなので、乾いたそのあとや、細かいティッシュの欠片など残っているのだった。
僕はうつむいた。
桃花ちゃんはその状態を理解したかどうかよく分からなかった。それでも、桃花ちゃんは、もう一度背伸びした。という感じに、多少無理目の笑顔を作って、言った。
「姉妹丼って、やったことありますか?」
「…桃花ちゃん、すごい言葉知ってるね」
「たっくんさんがさっきまで胡桃姉としてた、そんな感じがまだ残ってる気がして…ちょっとドキドキしました」
桃花ちゃんが微笑む。
頬はピンク、というか赤に近い。まだお湯を沸かしたわけじゃないから…
「桃花ちゃん、リラックスしてね」
「ああっ!」
僕は桃花ちゃんの身体を抱き寄せ、胸にそっと手を伸ばした。