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君の人生、変えてあげる。
官能リレー小説 - 学園物

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君の人生、変えてあげる。 412

 胡桃ちゃんは少し間を置いて続けた。
 「…それもあるし、あと、運動部で中等科の子も来ているところもいくつかあるし」
 僕は、水泳部に行った日のことを思い出していた。中三の瑠花ちゃんと、中一のルナちゃんの…裸を、互いに見たこと…

 「そうそう、私瑠花ちゃん、水泳部の池絵瑠花ちゃんと同じクラスなんですが、たっくんさんに会ったって言ってましたぁ」
 桃花ちゃんは明るく言う。裸を見せ合うシーンだったことは、伝わっているのだろうか…

 「あの、たっくんさん、私部活から帰ってきたばっかりなんで…よかったら、一緒に、シャワー浴びません、か?」
「ええっ…」
言葉に困った。
同級生、それに先輩とは一緒にしたことはあったけど…桃花ちゃんは中学生、年下なのだ。

「たっくん」
胡桃ちゃんが僕の肩に手を置いた。
「モモのお願い、聞いてもらえないかな。たっくんがためらうことはないと思うよ」

 胡桃ちゃんにそう言われれば、もう戸惑う理由は、無くなってしまった。
 「う…ん」
 不安そうだった桃花ちゃんの顔がぱっと明るくなった。それでも、うらやましそうに桃花ちゃんを見る梨香ちゃんも気にはなる。

 僕と桃花ちゃんは階段を下りて、浴室の前の脱衣室に入った。
 「あ、やっぱり、せまいですか?」
 確かにそこは、二人はいって脱いだら手がぶつかってしまいそうだ。
 「じゃあ、僕、廊下で脱いでこようか?」
「大丈夫です。ほら、まだこんなスペースあるし」
桃花ちゃんが少し壁際に寄る。なんとかぶつからずに済むくらいの隙間ができる。

「じゃあ…よいしょ」
桃花ちゃんは自分の服を脱ぎながら、ちらちらこっちを見ている。
その顔を少し覗き込む。ますます胡桃ちゃんに似て見える。

「お風呂はここより広いですから」
「うん」
桃花ちゃん、胡桃ちゃんより成長が早いかも…股間が興奮し始める。

 桃花ちゃんはちらちらこちらを見ながらも、脱ぐこと自体は躊躇せずに進めていった。さっきの胡桃ちゃんよりひとまわり大きな胸。かがんでズボンなどを脱いでいる間揺れて見える。
 そうして、僕たちはだいたい同じくらいに脱ぎ終わり、お互いの体を見合った。
 桃花ちゃんの視線は、もう興奮してしまっている部分に注がれた。

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