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君の人生、変えてあげる。
官能リレー小説 - 学園物

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君の人生、変えてあげる。 401

「博多とんこつラーメン」

ご丁寧に普段ランチA、とかが提示されているディスプレイにも一緒にラーメンの紹介が。

「美味しそうだね」
「じゃあ、たっくんもこっち!」
由佳里ちゃんの後ろに並ぶ。僕の後ろにも鈴ちゃんや秋ちゃんなどが続いていた。

 並んだ甲斐あって、博多とんこつラーメンはけっこう本格的でおいしかった。まあ、当然ながら、システム上替え玉はでないようだが。
 「おいしいね」
 「うん、おいしい」
 「駅前においしい博多とんこつラーメンの店があるんだよ。今度行こうか」
 由佳里ちゃんとかとそんなような話をしながら昼休みは進んでいく。

昼休みが終わりに近づくころ、食器を洗い場に持っていって教室に戻ろうとすると

「よろしくね〜」
目の前でビラを手渡される。
そこには磯村先輩をはじめとした2年生の生徒会選挙立候補者の顔写真と名前が載っていた。

「あっ、たっくん♪」
しかもそこにいたのは勝代さんだ。

 「あ、ええと、こんにちは」
 おととい、きのうと長く濃い時間を過ごした勝代さん。クラスメートの前でもありどんな顔をして目を合わせていいのか、ちょっと戸惑って、少し目線を外した。
 勝代さんはそれは特に気にしなかったようだ。
 「2年生グループもクラス回り始めたよ。たっくんもこれからなんでしょ。がんばってね」
 「ありがとうございます」
 勝代さんはさらにビラ配りを続けた。

 そう、もう、行かなくては。

 2組の前でみさちゃんに紙を渡された。
 「渡し遅れてごめん。共通的な言うことは大体こんな感じ。これプラス、たっくんの言葉を入れれば大丈夫だから」
 「ありがとう。助かる」
 「あと、応援演説は、やりたい子多かったから交代で行くよ。今日は…」
「私に任せて!!」
元気よく駆け込んできたのは海里ちゃんだ。
「2組は交流の多い子結構いるし、最初は勢いよく、って意味で我がクラスの切り込み隊長、海里ちゃんってトップバッター向きだしね」
「うん、ありがとう」

「じゃあたっくんもリラックスして」
態勢が整ったところで、いよいよ2組の教室の中へ。

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