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君の人生、変えてあげる。
官能リレー小説 - 学園物

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君の人生、変えてあげる。 374

 付け根が少し湿ったような気がした。
「ああっ、なんか、イッたかも…たっくん…ま、まだ大丈夫なの?」
「はい、まだまだ…気持ちよく…なってください…僕も、とっても…きもちいい…です」
 僕の方もだんだん余裕は無くなってくるが、まだ発射には間があった。小刻みに、奥へ奥へと、突き続ける。
「んんっ、すごい、たっくんのまだ、奥まで来てる…!こんなの、んっ、あ、ダメ…!」
「勝代さん、今の勝代さん、すごく可愛いです」
「や、やだああ、ダメ…!!」

小刻みに訪れる快感に勝代さんが身体を震わせる。
さっきより締め付けが強くなった、残り少しの力で必死に腰を振り、熱い塊を吐き出させる。

 「ふああぁっ…」
 今度は、勝代さんが、ぐったりする番だった。
 僕は、勝代さんの体が傾いて壁や浴槽に頭をぶつけてしまわないように支えながら、勝代さんの中で静かに僕のモノが柔らかくなっていく余韻を感じていた。
 ちょっと、寒さを感じた。勝代さんが寒くないように、さらにしっかり抱きしめる。
 


「たっくん……」
しばらくして、勝代さんが小さな声をあげた。
「すごく、よかった…」
「僕もです」
濡れて艶が増す黒髪を、優しく手ですいた。

「ありがと…こんな幸せな感覚、初めて。また、こういうこと…したいな」
「僕はいつでも待ってますよ」

 お互いに軽くシャワーを浴びて体を流し、二人で湯舟に入った。大きさはちょうど二人入れるくらいで再び僕たちは密着する。そんなに熱くない湯。長く入れそうだった。
 僕もしばしほかのことを忘れて本当に幸せな気分だった。横の勝代さんも多分そうだ。
 「泊まってく?」

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