君の人生、変えてあげる。 368
確かに文芸部の部長やってる方だし、そう言われればそれは納得いくことだ、と思った。
「どんな妄想かは秘密ね」
「ええ、それはわかります」
しばらく間が開いた。
「たっくん、やめないで」
さっきから手を止めていたのだった。
「はい、ごめんなさい」
僕は、また刺激を再開した。
刺激を再開してすぐ、愛液が溢れ出てくる。
「はあっ!」
勝代さんの身体がヒクヒク震える。
「あああ、あっ、それ、すごくいい…気持ちいい…!」
真っ白な肌が上気してピンクに染まる。
ココを攻めるのはもういいだろう。
「たっくん…」
「指はいいでしょう。次にいきませんか?」
勝代さんの脚がやや閉じ気味の方に動いた。
「もちろん、不安」
その言葉は、独り言のようにも聞こえた。
「でも、ずっと、そうしたかった」
勝代さんは思い切って、という感じでバッと脚を開いた。
「たっくん、お願い」
勝代さんから決意のようなものを感じる。
「勝代さん…初めてですよね?」
「うん」
気丈に微笑む勝代さん。
「いっぱい妄想はしたよ、私から誘ってみたり、ちょっと乱暴な…無理やり襲われちゃったりとか。でも…初めては…」
「優しくいきますね。痛かったら言ってくださいね」
自らの先端を勝代さんの割れ目に当て、腰を沈めていく。
「うぅぅぅ、あぁぁぁ…こんな感じ、妄想だとわからないよ」
「痛いですか?」
「痛いんじゃない、文芸部の部長としては、情けないけど、何ていったらいいかわからないの」
「苦しかったりはしないですね」
「うん、続けて」