君の人生、変えてあげる。 365
「私のも、はずしてもらって、いいかな」
「え、あ、はい」
僕も手を伸ばして、勝代さんのブラウスの小さなボタンを一つずつはずしていった。
だんだん、さっき感じた、豊かな胸が、下着越しに現れてきた。
薄い紫の下着に包まれた白くて豊かな…視界に飛び込んでくるそれはさっき感じた通り…海里ちゃんくらい、いやもっとかもしれない。そう思わせた。
「やっぱり男の人はココを見るんだね」
「あっ…すいません」
「普段はあまりあるって見られないようにしてるんだ。でも今は別。たっくんならいいよ」
「ありがとうございます…でも、あるって見られること、気になさるんですか?多分女子からはうらやましいくらいと思うのですが」
「何か、人である以前に、女、って見られることがちょっと嫌で」
「そうですよね。すみません」
「ただの文化だ、っていうことは分かってる。胸を気にするのは西洋から入った考え」
「それは聞いたことあります」
「でも、文化って、その時代、その集団の多くの人がそう思うことだから、逃れることはできない」
歴女らしい発言、ってことなのだろうか。
そう言いながら、勝代さんはブラウスの残りと、ブラジャーを自ら剥ぐように脱ぎ捨てた。
「ここにはたっくんしかいない。二人だけ」
豊か過ぎるくらいの胸がゆさっ、と上下に動いた。
その姿は美しくて、思わず見惚れてしまう。
僕も脱がないと…
「いいよ」
「?」
「たっくんの好きなように…して。このままでも…」
勝代さんとの距離が縮まる。
勝代さんを押し倒して自分のモノにしたい、という欲望は湧く。