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君の人生、変えてあげる。
官能リレー小説 - 学園物

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君の人生、変えてあげる。 291

 三浦先輩は、その後自ら何とか体勢を整えたが、下を向いて何か独り言をつぶやいていた。
「男の人の、モノ…触れちゃった」
 三浦先輩は、さっきまで僕の膨らんだモノが触れていただろう場所を手で押さえていた。これは水の中でだが、わかった。
「聡美には刺激が強過ぎた?」
「これくらいでいいんじゃない?一気にすっ飛ばしていくより段階を踏んでさ」
いつの間にか北島先輩も加わって僕を見ていた。

「酒本くんは彼女いるの?」
小野寺先輩が聞いてくる。

 僕がどう答えていいか考えているうちに梨奈ちゃんが代わりに答えた。
「たっくん…酒本君は、クラスでは…クラスの外でも、彼女、とかじゃなくてみんなと仲良くしよう、って感じなんです」
 “それは、僕が決めたことじゃないんだけど…”僕は心の中でつぶやいた。
「前の学校…ああ、ごめん、聞かなかったことにして」
「大丈夫ですよ。それにあそこは男子校ですし」
北島先輩が言葉を濁すが、構わず僕は続けた。

「まあみんなと仲良くするのはいいことだよね。それがいずれクラスや学年の垣根も越えていけたら私たちも嬉しい」
小野寺先輩は真面目な顔で言う。

 「だから、さっきみたいなスキンシップも。第二部やるときはわりとやっていたんだよ。いい?」
 「えっ、あ、はあ」
 小野寺先輩は僕がよく分かっていないうちにすっと移動して、さっき登場したときに三浦先輩にしたように後ろから抱きついて、すぐに離れた。
 「綾、いいの?彼氏は?」
 「この程度じゃ怒らないよ」

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