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君の人生、変えてあげる。
官能リレー小説 - 学園物

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君の人生、変えてあげる。 288

向かう場所はそれぞれ、休憩室や更衣室、トイレ…
藤井さんも一旦じゃあね、と告げられその場を離れた。

さて僕はいったいどうすれば…

「酒本拓真さんですよね?」
さっき向こうで泳いでいた中等部の女の子の一人がやってきた。

「中等部3年の池江瑠花です」
「ああ…どうも…なんで僕の名前を…」
「私、同じ地区に住んでて…お母さんが同級生って聞いて」

 「池江さんのお母さんも星ヶ丘女子出身なんだ…池江さんも初等科からここだったの?」
 「いえ、お父さんの意見とかもあって小学校は公立だったんです。でもお母さんかいた学校あこがれあって、それで、たまたま水泳で推薦で中等科入れる道があって、今ここにいられるんですよ」
 やはりスポーツ推薦とかあるんだ。
 「お母さんから、拓真さんが高等科に入った、って聞いて、それで先輩から、ここに来るかも知れない、って聞いて、ちょっと…ドキドキしてたんです」
池江さんの頬がほんのりと赤く染まるのがわかる。
こちらも…結構可愛いし、水着姿でスタイルも中学生ではないだろう、という感じなのでドキドキしてくる。

「おや、酒本くんはルカちゃんと知り合い?」
「ああ、まあ…」
そこに、同じくプールから引き揚げてきた北島先輩がやってきた。

「こう見えてルカちゃんは実力トップクラスなんだよ。次のオリンピックにも出ちゃうんじゃないかって」
「そんなぁ〜」

 「ええぇーっ、すごい!」
 同じ町内に、しかもこんなに近くに、そんなすごい選手がいたなんて。
 「じゃあ、テレビに出る大会とか出てたりするの?」
 池江さんに聞いたが、北島先輩が代わって答えた。
 「うん、先月の大会でルカちゃんと、あとなっちゃんとカナが泳いでいる中継があった。録画、よかったら部室で見られるよ」

 そのあたりで、再び笛が鳴って休憩時間終了になった。
 「じゃあ、第二部で」
 北島先輩はそう言い、プールに戻っていった。池江さんも、僕の方をちらっと見てから続いた。
 第二部…
みんな何も身につけずプールで楽しむ、という…ある意味楽しみではあるけど、ちょっと不安もある…

どうするのだろう、様子を見つつプールに突っ立ったままでいると、身体にタオルを巻いた梨奈ちゃんとまだ水着を着たままの入江さんと池江さんがやってくる。

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