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君の人生、変えてあげる。
官能リレー小説 - 学園物

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君の人生、変えてあげる。 246

 「あぁ…うぅぅ…」
 皐ちゃんは、ソコを自らの中に入れていくときにやや苦しそうな表情を浮かべた。

 「緊張しないで」
 歩ちゃんは声をかける。
 僕も、手を伸ばし、皐ちゃんの、胸やその傷跡をなるべく優しくさすった。

 皐ちゃんの表情が少しずつ和らいでいく。
「ああ…入った…」
皐ちゃんはなんとか笑顔を作りながら僕に言う。
「たっくんの中、すごく熱い…でも気持ちいい…」
うっとりとした表情。瞳は潤んでいる。

「皐ちゃん、少しずつ、動くね」
皐ちゃんに負担をかけないよう、ゆっくりと腰を動かしていく。

 「あぁぁ…たっくん…気持ちいい…」
 僕は動き続ける。
 「たっくん、あの、その体勢で動くの…たいへんじゃ…ない?」
 「ううん、皐ちゃんが、喜んでくれて…うれしいよ」
 とはいえ、ずっとこんな風に動いていると息は切れてくる。

 「さっちゃん動いてみたら」
皐ちゃんにそう促すのはひーちゃんだ。
「えっ…と、このまま?」
「うん、ゆっくりでいいから」
「たっくんは大丈夫?」

「僕はいいから、皐ちゃんのできる範囲で」
「うん…頑張ってみる」

皐ちゃんは両手を僕の胸の上において、ゆっくりと身体を上下に動かし始める。
「あ、あっ…すご、い…」

 「好きに動いていいんだよ」
 「あ、でも…私どんな風に見えてるんだろう…」
 皐ちゃんは胸の前で腕を交差させる、隠すような動作をして一度止まって下を向いた。

 「どんな風にって…とっても幸せそうで、よかったなあって」
 僕は本心からそう言った。
 「そうだよ。恥ずかしがる必要ないよ」

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