君の人生、変えてあげる。 244
「栞ちゃん、僕も、気持ちいいよ…」
僕も一生懸命に栞ちゃんをついていき、次第に限界に近づいてきた。
「栞ちゃん、イクよ」
「たっくん!」
そして、僕はその中へ、果てた。
僕は栞ちゃんに覆い被さるように崩れた。
「ごめん、重い?」
「ううん。あったかいよ」
栞ちゃんの目にはまだ涙のあとが残っていた。
そのうち、また一筋、頬を涙が伝う。
「ありがとう、たっくん、私なんかと…」
「ううん、栞ちゃんの初めてが僕で、嬉しいよ」
「たっくん…」
頬の涙を指でそっと拭って、最後にもう一度、軽くキスをした。
それを見届けて、歩ちゃんとか他の5人も動き出した。皐ちゃんはちょっと遠慮がちだったが、それ以外の人は自らどんどん脱いで近づいてきた。
「あ、あの…」
「すく,一度にやろう、とか言ってるわけじゃないから大丈夫」
栞ちゃんはそれを見届けて僕のところから離れていく。
凛ちゃんは奥の部屋で水を飲みながらくつろいでいた。
「たっくんがもう一度元気になるように私たちが頑張るから」
「…2人がするのを見てたら我慢できなくなっちゃった」
伊織ちゃんが両胸を寄せながら近づき、歩ちゃんは自分のソコを弄っているのか、僅かながら水音と聞こえた。
「実はちょっとハーレムラノベとか読んでみたんだ」
僕の隣に寝転がった歩ちゃんが言う。
“…そうだな、この状況って、ハーレムなんだな”と僕ははっきり認識した。
伊織ちゃんがその反対側に寝転がり、それぞれ僕の乳首を舐め始めた。
「あぁっ…」