君の人生、変えてあげる。 24
「これでいいと思う…来てもいいよ」
菜々子先生はニッコリと笑って、僕を促す。
「先生…」
僕は先生の身体に覆い被さり、抱きしめると再び唇を重ねる。
先生もそれに応えてくれて、また舌を入れた熱いキスになる。
その後は菜々子先生に教えられるように、首筋から乳房、さらに身体中を優しく駆け巡るように愛撫する。
「ふふっ…んっ、そう、そうやって…あんっ」
考えてみると、胡桃ちゃんとしたときは、少し乱暴だったかもしれない…
『女の子はデリケートな生き物』…菜々子先生の言葉を聞くと、優しくするのは当然のことなんだなと、改めて思う次第であった。
「そろそろ、いれてみる?」
先生の指導で、先生のソコの、上の方の突起を愛撫していると、先生は言った。
確かに、もうその入り口は、かなり湿っているように見えた。
胡桃ちゃんのときは、どうしたっけ…
あの時は、夢中で、いつの間にか、そうなっていたのだ…
「酒本くんのも、大きくなってるし…」
菜々子先生はうっとりとした視線を投げかける。
「い、いきます…」
「うん、来て…」
僕は菜々子先生の中に、自らを埋めていく。
「ああっ…すごい…」
先生が気持ち良さそうな顔を見せる…
その瞬間、中で締め付けられる感覚が、僕の中に起こる。
「こ…腰を、前後に…動かして…そう」
僕は、一生懸命、腰を動かした。
「酒本君…いいよぉ」
「先生…先生…」
僕は腰を動かすにつれ、次第に、我慢できなくなってきた。
「先生…もう、で、でちゃいそうです…」
「…いいよ…今日は、安全…あぁっ…」
その言葉とともに、僕は、液を、一気に先生の中に送りこんだ。
先生は、すっかり顔がほころびきったような笑顔だった。
「ありがとう。久しぶりに、満足したよ」
「えっ、こちらこそ、ありがとうございます。いろいろ教えてもらって」
僕と先生はもう一度キスした。
先生は、ティッシュを取ってくれた。
「練習、っていうことで、一応、教育的なことを言うと、女の子が特に望まない限りは、コンドーム使った方がいいよ…今回の私みたいに、いい、って言ったら別だけど」
「はい」
先生は立ち上がって引き出しを開けた。
「あげるよ」
手のひらに入るくらいの箱を僕に渡した。
「これが、コンドーム、なんですか?」
当然、見たことなかった。
先生は、その箱を僕の前に置いた後、こう言った。
「私は保健体育教師だから。これからも、保健体育のことなら、何でも言ってね」