君の人生、変えてあげる。 204
海里ちゃんが泡立て、ソコはみるみるうちに泡で覆われて見えなくなってしまう。
「これが、昨日私の中にあったって思うと、なんかドキドキしてくるよ」
「海里、すっかりたっくんの虜になってる」
後ろで背中にボディーソープをつける有佳ちゃんが言う。
「たっくんのこと、好きになっちゃったんだよ…」
海里ちゃんはそう言いながら、豊かな胸の谷間を寄せて僕を見上げた。
そして、海里ちゃんはそっとその先端を、剥いていき、その現れたところを洗っていった。
“これでは、洗っても、もっと、液が出てきてしまう”
僕は口に出さないまでも、そう思った。
「ちょっと…上に上げて…」
すっかりソコが最大になったあと、海里ちゃんのその言葉に、僕は少し腰を浮かせた。
海里ちゃんはその下に手を入れて、そこもていねいに洗っていった。
「どう、かな」
海里ちゃんが僕に尋ねてくる。
「こういうこと、したことないから上手くできないかもしれないけど」
「そんなことはないよ…」
むしろもう出してしまいそうなくらい、気持ちよくて身体がゾクゾクする。
「我慢できなかったら言ってね」
海里ちゃんがそう言う。
そのとき、有佳ちゃんの手は僕の背中からだんだん下の方に下がってきていた。
そして、ちょっと腰を浮かせた僕は、もう洗ってもらっているというより、前から、後ろから、気持ちよくさせてもらっているのと変わらないような状態になった。
まわりの人も何人かこっちを見ているようだ。僕は、目が合うのがなんとなく恥ずかしく、焦点を合わせないようにした。
最初に来たときから少し人数は増えたようだ。
それでも夜のようにフロアが埋まるくらいではない。
視線を逸らしても後ろを向いていても存在は感じてしまう。
「たっくんの、すごいね…」
「どんどん熱くなってきてるよ」
有佳ちゃんと海里ちゃんはそう話している。