君の人生、変えてあげる。 200
「たっくん」
奈緒ちゃんが小箱から玲のものを取り出し、僕に手渡してくれる。
「ありがとう」
すぐにそれをつける。
「有佳は…そうだなぁ、今度はあれにしようか」
奈緒ちゃんはそう言って有佳ちゃんのほうに行き、何か耳打ちする。
「うん…やってみる、けど、恥ずかしいな」
「大丈夫だよ」
有佳ちゃんは身体を起こすと、僕に向かってお尻を突き出し、四つん這いの格好になった。
よし…
僕は心の中でそう言って、改めて有佳ちゃんに背後から近づいた。
そして、完全に硬くなり、膜を被せたソレを持ちながら、入り口を探った。
そして、少しずつ、進んでみる。
「あ…うぅん…」
「痛かったら言ってね」
「大丈夫…ああっ」
ゆっくりと有佳ちゃんの中へ腰を突き出していく。
有佳ちゃんの腰の辺りをしっかりと掴みながら、それを少しずつ進めていく。
「う…くぅ、あぁ…」
「大丈夫?」
「うん…」
海里ちゃんのときより、きつい感じがした。
有佳ちゃんの表情は、僕のほうからは窺うことはできない。
一旦、進むのをやめ、その場で小刻みに前後させてみる。
「うぅん…あっ、たっくん…」
前後させるにつれ、そこは少しずつ通りやすくなっていき、有佳ちゃんの声も少しずつ苦しそうではなくなっていった。
そして、僕は再び、奥へと進んでいった。
「ああっ、いい、すごい……!」
次第にペースを上げて、リズムよく有佳ちゃんの中に自分自身を送り込んでいく。
有佳ちゃんも気持ちよくなってきてる、そう感じた。
「ああっ、たっくん、いい…あっ…!」
「有佳ちゃん、僕も気持ちいいよ」
「ああ…たっくん、好き…大好き…」