君の人生、変えてあげる。 196
有佳ちゃんは心配そうに海里ちゃんのほうを見つめる。
僕は有佳ちゃんを見つめながら、『大丈夫』という視線を送る。
「あ、あぁっ、たっくん…あぁ!」
「海里ちゃん…」
海里ちゃんの中の締め付けを感じながらゆっくりから徐々に動きを早めていく。
動くたびに揺れ動く海里ちゃんの豊かな胸に手を伸ばし、その感触も楽しむ。
ソレはだんだんと奥へと入るようになり、そして、僕にとって何度目になるか、の壁に到達した。
「いたいかもだけど、大丈夫?」
「来て…たっくん…」
海里ちゃんは目をぎゅっと閉じ、歯を食いしばるような表情をした。
「いくよ」
僕は、注意深く、しかし一気に、奥へと向かった。
「あ、いたっ!」
海里ちゃんは小さくそうつぶやいたが、すぐに安堵の表情へと変わっていった。
その表情の変化を見て、僕は海里ちゃんの中で動き続ける。
締め付けもきつい。徐々に腰の動きは早まる。
「あぁっ、たっくん…あぁっ!!」
「海里ちゃん、いいよ、とても、気持ちいい…」
「私も、あっ、たっくんの、んっ、あっ、あぁあっ!!」
必死に、海里ちゃんに自分を送り込みながらその豊かな胸へと手を伸ばす。
海里ちゃんの胸をつかむように触れながら、僕は奥の方へと突いていく。だんだん、その道もひろがってきて、また、今日ももう2回出していることもあり、それはまだ続いた。
「たっくん…いぃ…」
僕は思い立って、海里ちゃんの背中に手を回して、起き上がらせた。
「えっ…どうするの?」
いきなりのことに戸惑う顔を見せる海里ちゃん。
それも当然かもしれない。
「もっと気持ちよくなれるかもしれない…海里ちゃんも動ける?」
僕は海里ちゃんの身体を持ち上げ、繋がったままお互い向かい合う格好になる。
そして、その状態で海里ちゃんの中へ突き上げる。