君の人生、変えてあげる。 185
この場の多くの人が僕たちに注目している。
内湯の方にいる2組や3組の人も、はっきりしないが、ガラス越しにこちらを見ているようだった。
それは、戸惑うけど、逃げるわけにはいかない。何より、ルイちゃんの締まりも、そりゃあ、気持ちいいことは、隠せない。
僕は、突き上げるように、動き始めた。
真っ白なルイちゃんの肌が、ほのかにピンクに染まっていく。
表情も憂いを帯び、必死に何かを堪えているように見えた。
「ああっ、ああっ!たっくん…イイっ!気持ちイイの!」
「ルイちゃん…」
僕がルイちゃんの中にせり出すと、ルイちゃんの両腕が背中に回り、僕にしがみつくような格好になる。
「あ、Ah…oh……たっくん……」
ルイちゃんも、小刻みに腰を動かしている。
あれから入ってきた何人かもいて、まわりの人の輪は、ひとまわり大きくなっていた。
「ルイちゃん…ルイちゃん…」
僕は、何回もルイちゃんの名前を呼びながら、何回も唇を合わせる。
「ルイちゃん…もう、僕…」
「イイ、たっくん、キテ…一緒に…ああああ…!!」
ルイちゃんが激しく身体を仰け反らせたと同時に、僕のソコは弾けて熱いものを送り込む。
「ああ…すごい…」
うっとりした表情のルイちゃんに、一番長いキスを交わす。
「ああ、なんか、オオゼイの、前だったネ」
お互い抱き合ったまま、だんだん我に返ったらしいルイちゃんが、改めて顔を赤らめ、僕の上から退いた。
「すごい…これが…セ、セックス…」
脇で見ていたみどりちゃんがぽつりと言う。