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君の人生、変えてあげる。
官能リレー小説 - 学園物

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君の人生、変えてあげる。 182

「ええと…みどりちゃん、でいいかな。僕のことも拓真、とかたっくんとかで」
「うん、そうさせてもらうね」

浴室には僕らやみどりちゃん達以外にも幾つかのグループがやってきていた。
「先に済ませた人たちもいるよね?」
「まあ、いると思うよ。それよりも今から入る人たちの方が多いんじゃないかなぁ?」
みどりちゃんは笑って僕を見た。

 「私もね、1組が楽しそうだから、ちょっと様子を見に来たの」
 そういって、みどりちゃんはTシャツ、ジャージのズボン、パンティーを速やかに脱いで、肩まである茶髪をヘアゴムで結んだ。
 「ミドリ!」
 ここで、少し外国人っぽい風貌の人が入ってきた。
 廊下ですれ違うことがあるのでちょっと気にはなっていた。
 「あ、彼女は、ルイーゼ ローゼンバッハ 鈴木さん。ドイツと日本のハーフで、結構ドイツで暮らしてた」
 「ドイツも、Mixed Bathing あるよ」

 ミックスト バシング?
 「日本語で言うと、混浴のこと」
 もうパンティー一枚になった奈緒ちゃんが小声で補足してくれた。

ああ…なるほど、そういうことか。
「ちょっと今は混浴とはいえないんじゃないかなぁ」
「そんなことない…私も男の人、興味あるから」
…ルイーゼちゃん、と呼べばいいのか、彼女は端正な顔を綻ばせて言った。

「拓真さん、一緒に入りましょ」
さすがに外国の血があると、スタイルも良いな。

 もう、ルイーゼちゃんも、何のためらいもなくすべて脱いでいっていた。
 「うん、えーと、ルイーゼさん、でいいかな」
 「ルイとか、ルイちゃん、ってよばれてるよ」
 「じゃあ、ルイちゃん、よろしく」
 そう言うと、ルイちゃんは、僕を軽く抱きしめた。
 「西洋のあいさつネ」

 一緒に来ていた胡桃ちゃんとかも、もうすっかり裸になっている。
 僕も早く脱がないと。

 「たっくーん、こんばんは!」
 「遥ちゃん、」
 斜め後ろの方から、2組の委員長の長沢遥ちゃんとか、何人かの美術選択の人が来た。
 考えてみると、美術選択の半分の人の裸は見ているのだけど、僕はまだ美術の時間には脱いでいないのだな。
「たっくん、胡桃ちゃん」
遥ちゃんのすぐ後ろから声がする。

「あぁ、葵ちゃん」
葵ちゃんは2組だけど、音楽選択だったっけ。
…あの市民プールのときや、その後もいろいろあったけど、葵ちゃんの胸はいつ見ても目のやり場に困ってしまう。
それこそ、外国の血が混じっていてスタイルのいいルイちゃんにも劣らない。

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