君の人生、変えてあげる。 159
「うん、わかった」
ひーちゃん、一旦下を向いて、そしてもう一回僕をまっすぐ見て、言った。
「女の子ってね、好きになったら、特別な魔法を、見せるの」
それは…もう少し古い時代のアニメの主題歌の一部ではなかったか?
「目を閉じて」
僕は言われたとおりにした。
唇に、感触。
「もう少し、目を閉じていて」
唇の間に差し込まれる舌。
それが中で絡みつく。
僕もひーちゃんの思いに応えて同じように…
僕の背中に、ひーちゃんの腕が。
まだ目を閉じたまま。
そのまま、僕はひーちゃんに押し倒された。
「いいよ、たっくん」
眼をあける。
目の前には、ひーちゃんの顔、だが、視界を広げてみると、ひーちゃんは、すでに何も着けていなかった。
「うん、確かに、魔法だ」
「ここ、おっきく、なぁれ…」
多分その魔法少女の口調を真似てそう言った後、呪文のような言葉を唱えた。
それは…ちょっと微妙に感じたが、ひーちゃんはすぐに僕の乳首を、舌で刺激しはじめ、すぐに呪文の効果はあらわれた。
「ふふっ、おっきくなった」
ひーちゃんは嬉しそうに声をあげる。
「じゃあ、今度は僕の番だよ」
身体を起こし、ひーちゃんと体勢を入れ替えた。
「たっくん…私にも、魔法をかけて…」
「うん」
僕はひーちゃんの身体全体をゆっくりと撫でていく。
「あぁ…たっくん…魔法、効いてるよ…ここも、ここも、硬くなって…」
ひーちゃんは、僕の手を、硬くなった胸の先端に、そして、僕の手や舌が数分間そこに留まった後、脚の付け根の硬くなったところに、導いた。
「たっくん、分かるでしょう…たっくんの魔法で、ここ、洪水だよ…」