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君の人生、変えてあげる。
官能リレー小説 - 学園物

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君の人生、変えてあげる。 158

「あっ…ああっ、んっ、んはっ」
歩ちゃんは声を我慢することなく、僕の動きに感じてくれる。
「あっ…たっくん、気持ちいい…ああっ」
歩ちゃんの両手が僕の背中に回る。
僕は前後の動きをさらに早めた。

歩ちゃんは、少し笑顔も見せて、僕を受け入れてくれた。

 「あ…いく…いった…」
 しばらくの後、僕は、限界を迎え、果てていった。
 そして、歩ちゃんの上に、崩れた。
 「ごめん、重い?」
 「ううん」
 歩ちゃんは、心底幸せそうだ。
 「昔のことと、今のことが、いっべんにかなったみたい」

「そっか…それなら、僕も嬉しい」
「ありがと、たっくん」

もと着ていた服を着る歩ちゃんに、ちょっと聞きたいことがあった。
「昔好きだったお兄さんとは、今も連絡取れてるの?」
「ううん、全然。でも、よかった、かな」
歩ちゃんは笑顔を崩そうとはしなかった。


…その歩ちゃんが部屋から出て行って、少し休憩。

「たっくん、いいかな?」
次に現れたのは、ひーちゃんだった。

…あのコスプレ姿で。

 ひーちゃんは、早口で何か言った。
「え、えっ?」
「ええと、たっくん、これ知ってる?」
 ひーちゃんは、自らの、夏服のコスプレを指して、言った。
「見たことは、あるんだけど…」
 そう、この絵は、みたことは、あるのだけど作品名とかキャラクター名が、よく分かっていなかった。

「知らなくても問題ないよ。たっくんとは住んでる世界が違うんだから仕方ない」
「いや、ごめん…」
「ううん、謝ることじゃないよ」

ひーちゃんは話を続ける。
「私は正義の魔法少女、たっくんはそのヒロインが恋心を抱く男の子ってことで…」

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