PiPi's World 投稿小説

君の人生、変えてあげる。
官能リレー小説 - 学園物

の最初へ
 152
 154
の最後へ

君の人生、変えてあげる。 154


「ああっ…くっ」
そして、僕の先端が伊織ちゃんを守る壁に達する。

僕は伊織ちゃんの顔を覗き込む。
伊織ちゃんが覚悟を決めた顔をしているのを確認して、僕は最後の一突きをした。
みちっ、とした感覚の後、僕の全ては伊織ちゃんの中に吸い込まれた。
 「う…あぁ」
 伊織ちゃんは、その瞬間、唇をかみしめ、顔をゆがめた。
 そして、だんだん、安らかな顔へと、変わっていった。
 「…ありがとう」
 
 伊織ちゃんは、小さく、そう言った。
 僕たちは、また、少し、キスをした。伊織ちゃんの腕が、僕を引き寄せる。
 僕たちは、しばらくの間、つながったまま、シャワーのお湯が降り注ぐ中、抱きしめ合った

「ああっ、たっくん…」
「伊織ちゃん、僕、もう…」
「私も…一緒に…」

そして、お互いに昇りつめた。

「ありがとう、たっくん…良かった…」
「僕も、伊織ちゃんとひとつになれて良かったよ」
伊織ちゃんは涙を浮かべながらも、笑顔を見せてくれた。
その唇に、そっとキスをした。

 僕は、丁寧にそれを抜い手、立ち上がった。
 流れたであろう血は、もうすっかりシャワーで洗い流されていた。
 「じゃあ、皆、待ってるよ」
 僕は、その袋を外してシャワー室をでて、促されるままに、脱衣室を出てもとの部屋に戻った。
 歩ちゃんが、制服姿になっていた?
 「あれ、制服…?!」
 「うん、使うかも、と思って、持ってきていたんだ…シチュエーションは、家庭教師と、その生徒」

…これは予想外。
一瞬、どうしていいのかわからなくなってしまった。

気づくと、他のみんなは部屋からいなくなっていた。
「するときは、2人のほうがいいからって、別の部屋にいるよ」
歩ちゃんは言う。

「家庭教師って」
「私の初恋。小学生の頃、近所に住んでたお兄さんみたいな」

SNSでこの小説を紹介

学園物の他のリレー小説

こちらから小説を探す