君の人生、変えてあげる。 152
「私は、シャワーで、にしたんだ…」
伊織ちゃんは、そういって、シャワーを持ったまま、僕の正面に回って、キスした。
「立って」
伊織ちゃんは僕の手を取った。僕はそれに導かれて、立ち上がった。
「たっくんは、もう、洗ったの?」
「まだ、あんまり」
「じゃあ、私が洗ってあげるね」
伊織ちゃんはスポンジを手に取り、ボディソープをつけて泡立てると、それを僕に優しく擦り付ける。
ソフトな手触りで、心地よい。
「たっくん、気持ちいい?」
「うん、ありがとう」
そしてスポンジは、どんどん僕の下の方へ向かっていった。
「ここは…スポンジじゃない方が、いいね…」
伊織ちゃんは、スポンジを置き、もうすっかり準備ができたソコの先端に、素手でそっと触れた。
「あ…伊織ちゃん…」
「たっくん、痛くない?ここのこと、読んだことはあっても…初めてなんだ…」
「大丈夫。伊織ちゃんの手、あったかいよ」
「たっくん…」
伊織ちゃんが、ソレを握った手を少しずつ動かしていく。
「たっくん、いい?」
「うん…」
伊織ちゃんがこちらに頭を向け、もう一度、キスをせがんでくる。
今度は、僕がリードして、唇を重ね、舌を絡めていく。
「んんん…たっくん…たっくん…キスって、こんなに…いいんだ…」
伊織ちゃんは唇を離してそう言った。
シャワーは今はフックにかけて、2人で浴びている。僕たちは、浴びながらしばらくの間、抱きしめ合った。
「たっくん…ここ…」
伊織ちゃんは、僕の手を、股の付け根に導いた。